歯磨きは正しい方法で行わないと、歯垢が残ったり、虫歯や口臭の原因にもなります。
知っているようで知らないブラッシングの方法をチェック。
歯ブラシの選び方や力加減、ブラッシングの向きなど、ポイントを確認してください。
歯周病や虫歯、そして口臭を予防する口臭対策の基本となるのが正しい歯磨きです。
口臭を引き起こす歯科的原因や生理的原因は、間違ったブラッシングから始まるので、正しい歯磨きのブラッシングをマスターすることは口臭をさせないためにとても重要なことなのです。
まず歯ブラシは硬すぎず柔らかすぎないものを選び、歯に当てる時は歯と歯肉の境目に90度に当たるようにします。
そして、力を入れすぎないようにして、歯ブラシを振動させるイメージで小刻みに磨いていきましょう。
力を入れてごしごしと磨くと、歯ブラシの先端が開いてしまうため洗いムラが出来てしまい、ムラになった部分に食べ物や飲み物のカスが残ってしまいます。
正しい歯のブラッシングは、洗いムラが残らないように、細かく磨いていくことがポイントとなるのですね。
歯の形や歯並びはそれぞれに違っているものなので、全体的に磨くのではなく、歯1本1本を磨いていくようにしてください。
歯並びがでこぼこなら、歯ブラシを縦にして使うように、背の低い歯があるなら歯ブラシを斜め横から入れてしっかりと磨くことが大切です。
また、歯磨きはついつい横方向にだけ動かしてしまいますが、一定方向だけにしか磨かないとやはり磨き残しがでてしまいます。
横向きに磨いたら、次は縦向き、そしてくるくると回すなどいろいろな方向に向かって磨くように心がけてください。
きちんと汚れが落ちていなくてカスなどが残っていると、ざらついたりべたついたりするので、歯磨き後は状態をしっかり確かめて正しい歯磨きのブラッシングが出来ているかチェックしましょう。